第18話 侵入者

ある日の夜甲板で素振りをしようとした音羽が見た光る球体状の何か
それは幼き日、双子の弟を連れ去ったモノに酷似していた
次の瞬間、物体は消失し艦内は突然の断電に騒然とする
原因は機関室に侵入したワームによる電源吸収
ワームは統一体になるためのエネルギーを攻龍に乗り込む事で奪い始めたのだった
音羽が見た光る物体はワームの”1セル状態”
そして1セル状態のワームは始めに見たものを擬態する能力を持つという
このワームたちは音羽を見て、人型に擬態したワームだった

ワームを誘い出し甲板で焼却する作戦に移る攻龍クルー
しかし誘い出す途中で音羽は足をひねってしまう
うまく歩けない音羽を抱えて走り出す遼平
その姿に攻撃の意思を向けるワーム達
どうやらワーム達は音羽をインプリンティングしているようだった

音羽には直接害を与えない事を利用し、零神で外へ誘導することに作戦を変更
電源不足の中、稼働時間も短くなった零神と共に外へ誘導されるワーム達
外へ飛び出したワームは零神を取り込むかのように包み込み始める

駆けつけたヘリには緋月と周王、そして一人の少女
「そう…零神を自分の一部と見なしたのね」
呟く周王の言葉
そして少女が零神を見つめた時、突如自らワームの中から脱出をするのだった
「初めて見せてもらいましたよ」
少女へ話し掛ける緋月の言葉
「”アイーシャの力”、流石ワーム誕生の元になっただけのことはありますね」